中間駅に行ってきます。 (わたらせ渓谷鐵道 足尾編)



6月の雨が降ったり止んだりする中、わたらせ渓谷鉄道を久しぶりに乗車してみました。



わたらせ渓谷鉄道。足尾駅。足尾町は2006年3月に日光市に合併されています。



国鉄時代から殆ど変わっていない駅舎。渋いっス。



ここは時間がゆっくり流れている。一応有人駅ですが朝の2時間くらしかいません。



駅舎側は桐生行きホーム。中央の構内を渡ると間藤行きホーム。交換可能駅です。



でも現在、定期ではこの駅で列車交換はありません。多分。ただ夜間に上りと下り1本づつ停泊があります。



年季入ってそうな駅名表。



既に使われていない貨物ホームの奥に2両のキハ30が置いてありました。



昭和30年代に101系電車を参考に非電化路線の通勤用として設計されました。



まだ電化がそれ程進んでいなかった当時は、3扉ロングシートの車内はラッシュアワーに威力を発揮したことでしょう。



わたらせ渓谷鉄道の前身、足尾線でもキハ20等に混じって走っていた。



ただここの車両は八高線で走っていた物らしい。平成3年7月に大宮工場にて全検済み。



冬季における車内保温対策の半自動改造を受けている。昔通学で使っていた頃、このボタンで良く悪戯させてもらった。



片運転台キハ35と両運転台のキハ30。



状態の良かったキハ35に比べキハ30は痛みが酷い。



キハ30の35番機。



派手に落書きされていた。前来たときは無かったのに。



本線とはポイントで繋がってはいなかった。もう動かすことも無いだろうが。



この2両は何故この場所に置かれているんだろう。わ鉄の予備車目当てという訳でも無さそうだし。後は足尾線時代の使用車両だったという展示目的だろうか。





キハ30とは反対側には12系客車がある



車番は消されているが中のボックスシートはそのままだ。



この2両はお座敷列車「サロン・ド・わたらせ」用に6両購入した車両で使用されなかった物らしい。部品取り用との事。



外観は年々雨風を受けて塗装が酷くなってゆく。グリーン車のマークもとうとう見えなくなった。



見るも無残としか言いようが無い。鉄道版グロ画像。



元はJR東日本のお座敷列車「やすらぎ」として、いろいろなイベントに使用されカラーリングを合わせたEF60が牽引していた。



車内を覗くと今でもテーブルを囲んで楽しそうに盛り上がってる風景が浮かんできそう。



なんて事は別に思いもしませんが。



んじゃ、帰るか・・・




おまけ


通洞駅。足尾駅から徒歩15分程。足尾銅山はこの通洞が最寄駅。