中間駅に行ってきます。 (土合編)





2006年10月。急に思い立って上越線・土合駅にやって来ました。モグラ駅としてかなり有名です。駅前は舗装してません。



駅前にある廃墟と化した菊富士食堂。この山の中じゃ厳しそうだ。いつ頃まで営業していたんだろう?




下りホームは地下トンネル内。上りホームは地上。列車は1日平日5往復。秘境駅でもあります。


駅右手に上越線開通の記念碑があります。鉄道省昭和6年だそうで年季入ってますな。



まずは地上の上りホームに行ってみます。改札を抜けて右手に50m程行くとホームに出ます。



下り線が昭和42年に出来るまでは単線だったので、元々は交換駅だったようです。10両くらい止まれそう。



駅名表。JR東日本形式の物はありません。



途中でホームが分断されているのは平成10年に起きた土砂崩れの為。右手から来た土砂が線路・ホームを埋めてしまいました。復旧の際、土砂と一緒にホームも撤去したようです。



離れ小島となったホームより。遠くには第4湯檜曽トンネルが見えます。



では一旦駅舎に入って今度は下りホームに行ってみます。





手前が地上上りホーム。中央左手に改札口。奥が地下ホームに繋がっていきます。



突き当たり左に曲がって国道291号の上をまたぎます。



窓から。う〜ん混んでるねぇ・・・



途中扉で仕切られた場所を越えるといよいよ・・・



いよいよ長〜い階段がお出ましです。



一直線なので遠くにホームが小さく見えます。



端はエスカレーター設置のスペース。実際計画のみで工事はされませんでした。この部分を整地して滑り台にすれば集客力アップかも。勢いあまってホームから転落しそうですが。



中間地点には休憩用のベンチが。でもこんなジメジメしていて居心地悪そうな所にはあまり長居したくありません。



7割方下り終えました。ホームはもうすぐ。階段下るだけでも結構しんどかったり。



ようやくラストもう少し。右手には看板が。



この地下駅の案内でした。所要時間10分とありますが、過去有人駅の頃にも改札は発車時刻10分前で打ち切りでしたね。この後帰り駅舎までの時間を計ったんですが、12分かかっちゃいました。平均以下ですか。



ホーム中間から湯沢方面。待合室と便所があります。とにかくここは暗い!。一般的な地下鉄の駅なんかに比べて明らかに違う。


ホームの端は蛍光灯もありません。足元も見えない位真っ暗。フラッシュ撮影で写ったホーム先端。何やら怪しい部屋が。



ホーム端から水上方面。やはりここも10両編成が停車出来そうなほど長〜いホーム。普通列車以外は右側の通過線を通るようです。



闇に浮かぶ駅名表。この下りの最終は20:44分なのですが、こんな所ちょっと夜には来たくないっす。昔は深夜2時代に停車する夜行もありましたが・・・



上りホームには無かったきったない名所案内。どうやらこの駅自体が名所らしいです。徒歩4時間とかありえない。


実際ここに1時間ばかり滞在していたんですけど、次から次へと人がやって来て写真を撮っていました。駅前に止まっていた車は殆どここ目当てか谷川岳に行くようで、列車に乗って行く人は皆無でしたよ。もしJR以降後に上越新幹線ができていたらこの区間は第3セクター化されていたのかも知れませんね。とりあえず今回わかった事は、車ばかり乗っていると足腰がめちゃめちゃ衰えるというのがひしひしと身に染みた今日この頃です。



んじゃ、帰るか・・・


おまけ
地下ホーム列車発着動画 (WMV形式 2.4M)